こんにちは。ahiru-duckです。
当たり前なことですが水で野菜を作る以上、水の中に栄養が必要です。
水耕栽培では市販の肥料を水に混ぜて液肥を作ると思いますが
私が実践するアクアポニックスでは極力肥料は使わないようにしています。
生体にどんな影響があるか分からないからです。生体実験もしたくないですし・・・
なので亀で野菜の栄養となる水を作っています。
冬の間、冬眠させずに越冬させました。
餌やりをするとカメがフンをしてアンモニアが発生します。このまま放置すればカメにとって悪影響が出ます。もちろんそのままではダメです。
汚れた水はこちらの浄化槽に入ります。これは物理ろ過と生物ろ過を兼ねます。
この中で硝化サイクルを起こしてアンモニアを分解してもらいます。
この浄化槽から出てきた水で水質測定を行いました。
注目するのは亜硝酸塩(NO2)と硝酸塩(NO3)の値。
亜硝酸塩は値が0に近ければOK。今が2,1mg/lなので、もっと低くてもいいかな?と思います。ろ材をもっと投入してもいいかもしれませんね。
硝酸塩は150mg/lぐらいまでなら大丈夫。これが野菜の肥料となります。
ここで得た飼育水を屋外水槽にせっせと移し、春の立ち上げをスムーズに行えるようにしています。
これは失敗談ですが、以前水槽立ち上げと同時に野菜を種から育てた時がありました。
見事に栄養不足で枯れてしまい収穫できなかったことがあります。
これから過程でアクアポニックスを実践してみようと思われる方は、まずは硝化サイクルをしっかり稼働できる状態にしてから野菜を植えるようにしてくださいね。高確率で失敗しますから。
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